タージ・マハルを100倍楽しめる?!行く前に知っておきたい歴史と見どころ


インドタージ・マハル

ナマステ!インドでの撮影コーディネートを行うサプタムインターナショナルでオンラインインターンシップを行っている日本人スタッフの三浦です!!どうぞよろしくお願いいたします(^▽^)/

今回は、世界遺産でインドの象徴ともいえるタージ・マハルについて紹介していきます!

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タージ・マハルとは?

タージ・マハルは、インド北部ウッタルプラデーシュ州のアーグラにある白大理石で造られた壮麗な霊廟です。17世紀にムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妻ムムターズ・マハルのために建てた建築物で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。その美しさから「世界で最も美しい墓」とも称され、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。

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行く前に知っておくべきタージ・マハルの歴史

  1. 皇帝シャー・ジャハーンの愛と悲劇

    シャー・ジャハーン

    シャー・ジャハーンは、妃ムムターズ・マハルを深く愛していました。しかし、彼女は14人目の子どもを出産した際に亡くなってしまいます。彼女の死を嘆き悲しんだシャー・ジャハーンは、世界で最も美しい墓を建てることを決意しました。

    しかし、完成後まもなくしてシャー・ジャハーンは実の息子アウラングゼーブによって幽閉され、晩年はヤムナー川の対岸にあるアーグラ城から妻のいるタージ・マハルを眺めながら過ごしました。そして亡くなった後、彼の遺体もムムターズ・マハルと共にタージ・マハルに葬られました。
  2. 完成までに22年、2万人の職人が関与

    タージ・マハルの装飾

    タージ・マハルの建設は1632年に始まり、1653年に完成しました。インド国内だけでなく、トルコ、ペルシャ、中央アジアなどから世界トップレベルの職人が集められ、細部に至るまで緻密な装飾が施されました。特に象嵌細工(インレイ技法)には、インドやペルシャの伝統的な技術が駆使されています。

タージ・マハルを訪れる際に注目すべきポイント

  1. 朝焼けや夕焼けの時間帯がベスト!

    タージ・マハルは、時間帯や天候によって異なる美しさを見せてくれます。特に日の出や夕暮れ時には、大理石が朝日や夕陽の光を反射し、幻想的な輝きを放ちます。人も少ないので、写真を撮るなら朝早く訪れるのがオススメです!
  2. 完全なシンメトリー、唯一の非対称部分は?

    タージ・マハルは完璧な左右対称の構造で設計されています。しかし、唯一の例外が、シャー・ジャハーンの墓です。彼の墓はムムターズ・マハルの隣に追加されたため、建築全体のシンメトリーが崩れています。これも、彼が当初は自身の墓を別に建てる予定だったという説を裏付けるポイントです。
  3. 壁に刻まれたコーランの美しいカリグラフィー

    タージ・マハルのコーラン

    タージ・マハルの壁面には、イスラム教の聖典『コーラン』の一節が美しいカリグラフィー(書道)で刻まれています。この文字は、遠くから見たときにもバランスよく見えるよう、上部に行くほど文字が大きくなる工夫がされています。
  4. ヤムナー川の向こう側に未完の「黒いタージ・マハル」?

    伝説によると、シャー・ジャハーンはタージ・マハルの向かい側に「黒大理石のタージ・マハル」を建て、自身の墓とするつもりだったと言われています。実際にヤムナー川の向こう岸には、建設が始まったとされる黒い石の基礎部分が残っていますが、前述の通り彼が幽閉されたのでよってこの計画は実現しませんでした。

訪問の際の実用情報

  • 開館時間:日の出から日没まで(毎週金曜日は閉館)
  • 入場料:外国人観光客向けチケットある(インド国籍の人と価格が異なる)
  • ベストシーズン:10月〜3月(涼しく快適な気候です🎶)
  • 服装の注意:宗教的な場所なので、露出の少ない服装が好ましい


まとめ

タージ・マハルは、その美しさだけでなく、愛と悲劇の物語が詰まった特別な場所です。事前に歴史や建築のポイントを知っておくことで、実際に訪れたときの感動がより深まるはず。インド旅行の際は、ぜひじっくりとその魅力を堪能してください!

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今日のヒンディー語
『प्यार(ピャール)』=愛
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