インドの聖なる音|ॐ(オーム)



インドの聖なる音

ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
インドでは、ॐ(オーム)という文字をよく見かけます。この文字、インドではとても大事な、聖なる音なんです!

ॐ(オーム)とは

ऊँ(オーム、AUM)は、インドのヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などの宗教や哲学において非常に重要な音、シンボル、そして概念です。オームは、宇宙の根源的な音であり、すべての創造物と存在の基盤を表すものとされています。

音の構成

宇宙の根源的な音と言われても、、って感じですよね。それでは、オームを分解して解説しましょう。
オームは、3つの音の組み合わせとして表現されます。
  • A(ア): 始まり、創造の音。
  • U(ウ): 継続、維持の音。
  • M(ム): 終わり、解放の音。
これに続いて、静寂(サントシャ、音の後の余韻)が含まれ、この静寂もオームの一部として重要です。静寂は、無限の状態や宇宙の真理を象徴しています。

オームの哲学

  • 宇宙の全体性: オームは、宇宙のすべての音、エネルギー、振動を表す根本的な音とされ、すべてが一体であるという「ユニティ」の概念を象徴しています。オームを唱えることは、自己と宇宙との一体感を感じるための方法と考えられています。
  • 無限と永遠: オームは無限、永遠、変化しない真理を象徴し、物質的な世界と霊的な世界を繋ぐ架け橋として理解されています。そのため、オームはただの音でなく、宇宙そのもの、または神の顕現として捉えられます。

オームの使用

インド中で見られるオームですが、どのような時、ところに使われているのでしょうか。
  • 瞑想と祈り:オームは瞑想やヨガの練習において、集中や心の静寂を促進するために使用されます。オームを繰り返し唱えること(オームのマントラ)は、心を静め、スピリチュアルな目覚めや深い内的平和をもたらすと信じられています。
  • 儀式:インドのヒンドゥー教の儀式、特に祭りや祈りの始まりにオームを唱えることが一般的です。神々に捧げる祈りや儀式の前にオームを唱えることで、神聖さを呼び込むとされています。
アートとシンボル:オームの形(ॐ)そのものは、アートや建築の装飾、ヒンドゥー寺院の壁画、彫刻などにもよく見られます。ॐ(オーム)はその音の力を視覚的に表現したもので、インドのアートや宗教的なシンボルとして広く使われています。

まとめ

ॐ(オーム)は、インドの哲学や宗教において非常に神聖で深い意味を持つシンボルであり、宇宙の創造、維持、そして破壊のサイクルを表すとともに、神聖な音として瞑想や祈りにおいて重要な役割を果たします。ॐ(オーム)は、単なる音以上の存在であり、宇宙のすべての存在やエネルギーを一体化する象徴として、インドの文化や宗教の核心を成しています。
意味を知ると、いつもただ見ていたものが全く違うものに見えそうです。みなさんもインドに来られる際は、ॐ(オーム)の聖なる力を感じてください!

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『アーワーズ आवाज़ (aavaaz)』=音
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