バンガロール州のユニークなお祭り|ピーナッツ収穫祭り
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
今日はインド・バンガロールで開かれる、ユニークなお祭り、ピーナッツ収穫祭りをご紹介します!
ピーナッツ収穫祭り
ピーナッツ収穫祭り(Kadalekai Parishe)は、農民がピーナッツの豊作を感謝し、次の年の収穫を祈願する祭りです。ピーナッツはバンガロールで主要な作物であり、収穫後にこの祭りを通じて神々に感謝し、来年の作物の繁栄を願います。この祭りは、バサヴァナグディにあるブル・テンプル(Bull Temple)に集まる農民たちによって行われます。ブル・テンプル(Bull Temple)は、ナンディ(Nandi、シヴァ神の乗り物である雄牛)の神殿であり、ピーナッツ収穫祭りの際には、特に雄牛に感謝の意を示す儀式が行われることもあります。
起源
みなさんなぜ急にナンディ(Nandi)がでてきたか気になるところですよね。それは、このお祭りの起源に由来します。何世紀も前、現在のバンガロールの中心部にあるバサヴァナグディ周辺の村々は、ピーナッツの栽培に広く利用されていたそうです。 しかし、農民たちは畑への頻繁な夜襲のせいで作物を収穫することができませんでした。 ある夜、農民たちは犯人を捕まえようと見張りをしていました。彼らが見つけたのは、農作物を荒らし回っている雄牛でした。農民たちは畏怖の念を抱き、それがシヴァ神の雄牛ナンディだと信じました。 農民たちは、作物を台無しにしないよう雄牛に懇願し、その代わりに雄牛のために神社を建てることにしました。そして、 彼らは、その年の最初の収穫物を彼に捧げると約束しました。 現在、その場所には巨大な石造りのナンディが立っています。
こうして、その地域の農民が、寺の雄牛にその年の最初の落花生の収穫を捧げるという伝統が確立されました。
期間
このピーナッツ収穫祭りはヒンドゥー暦のカルティカ月終わりごろに開催されます。 今年は11月26日でした。通常は1日だけのお祭りですが、出店者は良い場所を確保するために早めに到着し、在庫がなくなるまでそこにいます。在庫が切れるまで続くため、お祭りは大体1週間ほどです。まとめ
非常にユニークなお祭りで、とっても面白いですよね!ですが、その背景には来年もたくさん収穫できますようにという願いが込められているんです。
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今日のヒンディー語
『ムーングフリー मूँगफली muungfli 』=ピーナッツ
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