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インドのプネ(PUNE)在住のアディティア・ティワリ(Aditya Tiwari)さんは、
28歳でダウン症候群のアヴニッシュ(Avnish)君と養子縁組し、
インドの養子縁組で最年少のシングルファザーとなりました。
アディテア・ティワリさんは現在プネでソフトウェアエンジニアとして働いていますが、
2014年9月13日、
彼の故郷マディア・プラデ-シュ州 (Madhya Pradesh)インドール(Indore)の
孤児院を初訪問した際に1人の子どもを見つけました。
彼の名前はビニー(Binny)。
彼は誰からも養子縁組に選ばれない「特別な子供」でした。
足が弱く、視力も問題があり、心臓には持病がありました。
通常の成長が困難なダウン症候群であると介護士は教えてくれました。
彼の本当の両親は普通の子どもではないと分かって、ビニーを孤児院に預けたそうです。




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アディティアは孤児院を去ったその後も、
ビニーの顔を頭に思い描くことができたので、
彼と養子縁組することに決めました。

しかし当時インドの養子縁組ガイドラインでは、
アディティアは養子を申請することはできなかったのです。
彼は未婚で、養子縁組の最低年齢であった30歳未満だったためでした。

ビニーを養子にするまでには長く険しい道のりでした。

まず初めにアディティアの両親の反対でした。
アディテアの決断に両親は困惑し、精神的にも肉体的にも経済的にも心配していました。

ダウン症候群の子どもを養子にしようとすると、
現在のインドではこういった未婚男性を受け入れてくれるパートナーを見つけるのは非常に難しいことです。

さらに養子縁組のプロセスは非常に厳しかったのです。

当初、孤児院はアディティアに養子縁組を諦めさせようと、
インドール、デリー、ボパールなどの慈善団体センターにビニーを移し、
アディティアから隠そうとしていました。
ビニーの追跡を止めなければ、警察に通報するとまで言いました。
アディティアはそれに屈せずメディアを通して、
CARA(Central Adoption Resource Authority)、Maneka GandhiやMaya Singhなどの閣僚に助けを求めました。
ビニー探しの旅でアディティアは様々な苦労を経験しましたが、
彼のゆるぎない思いはただ一つでした。
ダウン症候群を持っていたために家族に捨てられてしまったビニー、
そんな彼に家族を与えたかったということでした。

ついにアディティアがビニーの親権を引き継いだ日、
メディアにも記事が公開され、誰しもが彼を称賛しました。
反対していた両親も彼を誇りに思うようになっていました。
そんな両親がこのことを理解して受け入れるのにしばらく時間がかかりましたが、
最終的はすべてが順調でした。
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アディティアの子どもの頃からの夢が養子縁組をすることでした。
幼いころから両親に人助けの大切さを教えられ、
両親自身が養子縁組をしたことはなかったですが、
いつもどんな形であれ人々を助けてきたことを彼は見て育ちました。

アディティアが人生で初めて見た養子縁組は、
15〜20年前に最初の娘を養子にしたSushmita Senさんでした。
それを知って以来、将来自分も子どもを養子にしようと自然に思えたそうです。

今のインドの社会では、特別な子供、
特にダウン症候群の子どものニーズに対処するための十分な認識が広まっていません。

彼が養子縁組したという記事が出版された後、
英国、米国、フランス、オーストラリア、カナダなどの世界各地から
ダウン症候群の子どもを養育するためのアドバイスなどの連絡を受けました。
インドではダウン症の子どもの割合は500〜600人のうち1人ほど。

アディティアの最終的な目標は、
アビニッシュ(ビニー)が将来誰にも頼ることなく、独立すること。
持病がある心臓には手術を施し、
言語にはスピーチ療法や足の問題にはセラピストをつけることも予定しています。

アディテアの養子縁組経験が1年半を経過した今、
彼は社会へ向けてこう語る。
「今教育を受けている多くの両親たちに伝えたい。
 社会の恐怖の目から逃れる為に子どもたちを孤児院に連れて行かないで。
 そんな社会の目なんて気にせず、自らの子どもを大切に育ててほしいと思う。
 さらに政府や社会は、独身や既婚にかかわらず、
 子どもを養子にしたい人を奨励すべきです。
 我々はみな人間であり、我々はお互いを助けるためにここにいる。」

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