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インドの北部ハリヤーナ州のカシミールでホテル管理を学んでいたサナさんは、
2015年4月に24歳で白血病と診断されました。
彼女の家族はニューデリーで彼女が受ける治療の高額な費用を準備するために、
故郷スリナガルの土地を売却しなければなりませんでした。

翌年の初め頃には快方に向かっていたサナさんでしたが、8月に再発。
サナさんの姉、サディヤさんは病院で出会った同郷の男性に事情を話しました。
この男性の提案でフェイスブックを通して寄付を募ることになりました。

サナさんの写真と診断書を載せた呼び掛けはすぐに拡散し、
1カ月のうちに約250万ルピー(日本円で約430万円)の資金が集まりました。

この話を聞いたサナさんの地元のスリナガルの実業家グループが、
今年2月に「#TwentyRupeesMiracle」(20ルピーの奇跡)という
クラウドファンディングを立ち上げました。

数日で世界中から5万人を超える協力者がフェイスブック上で申し出てくれました。
設立メンバーのアシュラムさんは
「協力者を今の2倍の10万人に、
そうすれば1カ月に集まる活動資金は約340万円になる」と話します。

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世界を動かしたカシミール・スリナガルの慈善団体を取材してみませんか?
20ルピーの奇跡関係者へのアポ取りはサプタムがサポート致します!!
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近年がんの症例がインド全土に広がっています。
カシミールの谷にある唯一のがん治療が受けられる公立病院、
シャー・アイ・カシミール医科学研究所(SKIMS)のドクターによると、
「がん患者の増加は驚くべきことではないが、徐々に増加している。
カシミールの患者の95%が治療のためにSKIMSを訪問する」とのことです。

ジャム・カシミール州の1人当たりの平均年収は2015年でわずか約10万5千円。
州内で唯一、がんの治療が受けられる公立病院でかかる費用は約7万~70万円。
補助金は最貧困層だけが対象となり、治療費は家計を容赦なく圧迫します

ソーシャルメディアが登場する以前は、
慈善団体が医療費捻出が困難な患者がいる市町村に赴き、資金を集めていました。
しかし広範囲に分散された地域では、寄付金が多くの人々に届くことが困難でした。
それに加え、寄付先が信頼できるのかを確認する術もありませんでした。

しかし新技術やソーシャルメディアの登場により、
寄付の協力者は患者や慈善団体を信用できるかを確認することも容易になりました。
「資金が集まれば信用できる慈善団体に送られ、
経済的に困難な患者を助けることも可能になるでしょう」とアシュラムさんは語る。

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インドで起こっている医療の現場をカシミール州で撮影してみませんか?
ローカルの村で始まった活動の発端を是非ドキュメンタリー映画に!!
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サナさんはこれらの支援もむなしく、
今年2月に亡くなりました。

しかし難病で脚が動かなくなり余命2年と宣告された18歳の青年が、
この慈善団体の支援で治療を受け、歩けるようになったケースもあります。

姉のサディナさんは最後にこう語りました。
「サナを助けることはできなかったけれど、
チャリティーの寄付金でだれかの命が助かるなら、妹の闘病も報われます」

「20ルピー奇跡」、1人にとっては微々たる寄付ですが、
多くの賛同者が集まった結果、貴重な命がたくさん救われています。
「20ルピーの奇跡」、映画のタイトルになりそうなネーミングです。
きっと数年後に映画化されそうな予感がします。
そうすればもっと世界的に知られるようになって、
もっともっと多くの方の命が救われるかもしれません。

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日本人の視点でこの真実を映画にしてみませんか?
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